- 『魔女の宅急便』の原作者が、ジブリを見て激怒したらしい?
- 『魔女の宅急便』って、映画と原作で違うの?
- 原作も気になるなぁ…口コミを知りたい
ジブリ版も原作も大人気の『魔女の宅急便』。
今回は、原作者・角野栄子さんが激怒したらしいというウワサの真相や、映画版との違いなどを紹介します。
子どもといっしょに読みたい『魔女宅』原作▼
意外とオリジナル要素もたくさん…ジブリ版をもう一度観る▼
『魔女の宅急便』原作者・角野栄子さんが激怒した?
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『魔女の宅急便』の作者・角野栄子さんが「宮崎監督に対し激怒した」という話があります。
結論からいうと……激怒、というほどではなかったそうです。
「あれ?」と思いました。私だったらこうしないなと思うところもあって。
(中略)
でも、あれは宮崎さんの作品だからと、すぐ切り替えました。それに、映画としてはよくできていると思いました。自分の原作だから言うわけじゃないけど、宮崎さんの作品の中で一番良いと思います。難しいことを考えずに、ファミリーで楽しんで観られますから。
引用:Yahooニュース
角野さんは「あれ?」とは思いつつも「あれは宮崎さんの作品だから」と切り替えたそうですが(器が大きいですよね…!)、実際ファンからは「原作とぜんぜん違う…」という口コミもあるようです。
わたしも、お気に入りの小説やマンガなどが映像化されたときは、結構おなじこと思っちゃいます
映画化あるあるかもしれないですね(^_^;)
角野さんの『魔女の宅急便』は、こちらの児童書から▼
『魔女の宅急便』原作と映画の違い15こ

引用:スタジオジブリ
では『魔女の宅急便』について、原作と映画の違いを【15こ】見てみましょう。
『魔女の宅急便』原作との違い
- キキの髪型とリボン
- トンボの名前と性格
- 先輩魔女は飛ぶのが苦手
- 女性画家・ウルスラ
- 黒猫・ジジとの会話
- 白猫の名前
- キキが運ぶ荷物
- キキのほうきが折れた理由
- トンボ救出劇とデッキブラシ
- ニシンのパイ
- キキの魔法の薬
- 作中での時間経過
- キキが里帰りする
- キキとトンボの関係
- 魔女になりたい男の子
キキの髪型とリボン

まずは主人公キキですが、見た目の印象がガラリと違います。
ジブリ版で、キキの髪型がわざわざロング→ショートに変更された理由は、作画の難しさによるものだそう。
映画の公開時はまだセル画(手書きのアニメーション)が主流でしたから、力の入れどころにメリハリをつける必要があったのかもですね。
トンボの名前と性格

引用:スタジオジブリ
トンボはキキ以上にキャラクターのイメージが違うんですよね。
トンボの性格が変更された理由は、映画公開時の社会背景があるようです。
当時は「頭がよく、すこし不良っぽい」性格の男の子が人気だったみたいなので、このように変更されたのでしょう。
ちなみに、原作のとんぼはキキよりひとつ年上です
飛ぶのが苦手な先輩魔女さん

引用:スタジオジブリ
キキの旅立ちのあとに出会う先輩魔女さんも、イメージがずいぶん違います。
映画ではすこしイジワルな印象さえ抱かれがちな先輩魔女。
ですが原作では飛ぶのが苦手で、精いっぱい修行に励む様子がうかがえます。
ジブリの先輩魔女さんも誤解されがちですが、キキに「あなたもがんばってね!」と言ってくれる、ふつうにいい子なんですよね^^
絵描きのお姉さん・ウルスラ

引用:スタジオジブリ
ジブリの『魔女の宅急便』では、キキの良き相談相手でもある絵描きのお姉さん・ウルスラ。
原作でもお届け物のぬいぐるみをきっかけに出会いますが、映画版ほど絡みがないみたいです。
……ところで、ウルスラとキキは、同じ声優さんが一人二役で演じていたのを知っていますか?
くわしくはこちらの記事で紹介してるので、よければ覗いてみてください。
▶【声優二役】魔女の宅急便・ウルスラとキキ同じ声はなぜ?名言や絵のモデルなども紹介
黒猫・ジジの言葉

原作ではジジは、終始キキの良き相棒猫として、ずっと会話しながら心を通わせます。
本来は修行が終われば、別々の人生を歩む魔女と猫。
しかしキキとジジは、お互い子どもができてからも、ずっと一緒に暮らしました。
ただし小説でもキキの魔法が弱まり、ジジと言葉が通じにくくなるお話があります。(5巻)
白猫の名前
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ジジの恋人(いや、恋猫かな?)の白猫ちゃんも、名前や姿がすこし違います。
ジブリ版のリリーは、なんていうかまんまるしてましたが、原作のヌヌはもうちょっとシュッとしてるんですよね。
原作と映画でイメージが違いますが、どっちもかわいい。
生まれる子猫の数にも違いがあり、
- 原作では18匹
- 映画では4匹 でした。
キキが運ぶ荷物
『魔女の宅急便』の原作は、ジブリ版よりも長い物語です。
だからキキはその分、いろいろな物をお届けしています。
また配達の仕事だけでなく、
- 壊れた鐘を直したり、
- 女の子に代わってラブレターとプレゼントを渡したり など、
かわいらしい頼まれごとも引き受けました。
キキのほうきが折れた理由
映画では魔法が弱くなってしまって焦ったキキが、練習中に足を滑らせたときにほうきが折れてしまいましたね。
一方原作では、飛びたいがためにキキのほうきを盗んだとんぼの失敗で折られてしまうんです。
映画版のキキがどうして飛べなくなったのかは、調べたところ7つくらい、説があるようです。
くわしくは、コチラの記事で紹介しています。
▶【考察まとめ】魔女の宅急便でキキが飛べなくなった理由7選。生理説や急に怒った理由も
トンボ救出劇とデッキブラシ

引用:スタジオジブリ
ジブリ映画のみのオリジナルエピソード
びっくりなんですが、ジブリ版のクライマックスを飾る「キキのトンボ救出劇」は、原作にはない完全オリジナルエピソードなんです。
デッキブラシで飛ぶのもオリジナル!
アニメーション映えするこのエピソードは、宮崎監督の手腕をまざまざと見せつけてくれました。
アラサーになって親目線になったのもあって、毎回泣きそうになりながら見てます(笑)
ニシンのパイ

引用:スタジオジブリ
ジブリ版のみのオリジナルエピソード
「あたしこのパイ嫌いなのよね」でお馴染み(笑)のニシンのパイ。
正確には『ニシンとかぼちゃの包み焼き』…ですが、じつはこれもジブリ版のみのオリジナルエピソードなんです。
宮崎監督がニシンのパイのエピソードを入れた理由は、キキに仕事の厳しさを伝えるためだそうですよ。
<合わせて読みたい>
▶【魔女の宅急便】ニシンのパイの女の子の名前は?声優や裏話も徹底解説
▶【魔女の宅急便】ニシンのパイおばあちゃんのセリフ集。認知症説の否定も
実際に「ニシンのパイ」をつくってみる▼
キキの魔法の薬

引用:スタジオジブリ
映画の冒頭シーンで母コキリが「あの子ったら、空飛ぶことしか覚えなかったんですよ」というように、ジブリ版のキキが使える魔法は「ほうきで空を飛ぶ魔法」だけでした。
しかし原作ではあとから修行し「魔法の薬」も作れるようになるんです。
「くしゃみのおくすり おわけいたします」という看板も掲げました。
作中での時間経過
映画でのキキは13才でしたが、原作はキキが修行に出る前~お母さんになるまでを描いた物語で、その分時間が経過します。
キキが里帰りする
原作のみのエピソード
小説2巻で、宅急便屋さんの2年目を迎えたキキは、一度ふるさとへ里帰りしています。
映画ではラストに手紙を送っていましたが、「里帰りはしないのかな~」と思っていたので、ちょっと安心しました
ところが里帰りしたキキはある問題に直面し、魔女をやめるか悩みます……
キキがトンボと結婚?

引用:スタジオジブリ
原作では、なんとキキとトンボは結婚します。
遠距離恋愛やライバルの出現など、ラブストーリーとしての甘酸っぱさもしっかり描かれているんですよ。
一方ジブリ版でメインに描かれているのは「キキの成長」や「ひとり立ち」。
そのためか、キキとトンボの関係は、あくまでもいい友人の関係にとどまります。
ジブリでも「キキはトンボの女の子友達に嫉妬した…?」なんて考察もありますが、あくまでも「いい友人」の関係なんですよね
全部を恋愛に結びつけない硬派なところも、わたしがジブリを好きな理由のひとつです!…なんてちょっと語ってみたり(違ったら恥ずかしいが…)
魔女になりたい男の子
原作のみのエピソード
ジブリ映画ではキキをはじめ、魔女は女の子または女性だけでした。(キキ・コキリ・先輩魔女)
しかし原作では、魔女になりたい男の子の存在が出てきます。
魔「女」だから、男の子だったらどうなんだろー、って思った方はわたしだけじゃないはず。
>>キキの息子・トトが、魔女になりたいと望むエピソードは【原作6巻】でチェック
【Q&A】よくある質問

『魔女の宅急便』原作について、よくある質問をまとめました。
『魔女の宅急便』原作はどんな小説?【対象年齢など】
原作『魔女の宅急便』は、小学校4年生くらいから読めるファンタジーフィクションです。
『魔女の宅急便』原作の基本情報
- 作者:角野栄子
- ジャンル:児童文学(ファンタジーフィクション)
- 巻数:全6巻
- 何歳くらいから読める?:小学4年生くらいから
ジブリ版とは違うところもありますが、小学生でも読みやすい、かわいくて優しい物語ですよ。
お子さんやお孫さんと一緒に読む方も多いみたいです。
わたしも小学生のときに、はじめて学校の図書室で1巻を読みました
原作のストーリーは?【あらすじ/ネタバレ】
原作の内容をひとことでいうと、少女・キキの成長ストーリー。
おおまかにはジブリ版と同じで、魔女になる修行のためよその街に移り住んだキキが、さまざまな経験を経て成長していく物語です。
- 魔女をやめようか悩んだり、
- とんぼとデートしたり、遠距離恋愛になったり、
- 後輩魔女ちゃんなどの新しい出会いがあったり……などなど、
ジブリ版とはまた違う、キキやとんぼ、コリコの街の人々のそれぞれの旅立ちが描かれています。
小学生から読める、やさしい物語▼
原作の口コミや評価は?
原作の児童書の口コミ/評価をまとめてみました。
<口コミ>
- 前半はジブリと近いけど、後半はがらりと変わって完全に別物。でもどっちも素晴らしい!
- 小説の方が「女性が描いた女の子」という感じ。かわいらしい。
- シンプルだけど薄い内容じゃない…ふしぎな魅力がある文章です
- 若いころの自分と重なって、じーんと心があたたかくなります
- 何度でも読み返したい。大人が読んでもいい物語
Amazonレビューではいいレビューが大半で、悪い評価はほとんど見られませんでした。
挿絵はある?
『魔女の宅急便』の原作は、大きく分けて3タイプあります。
そのうち挿絵があるのは、「福音館書店(単行本/文庫本)」の2タイプです。
- 福音館書店
- 単行本(挿絵・ふりがなつき)
- 文庫本(挿絵・ふりがなつき)
- 角川書店(挿絵もふりがなも無し)
また福音館書店バージョンの単行本と文庫本の違いは、
- 値段(単行本>文庫本)
- 本の大きさ(単行本>文庫本)
内容自体は3タイプとも同じなので、「挿絵・ふりがな付か」「大きさ」「値段」で選ぶといいですよ。
挿絵つきがいいなら、福音館書店バージョン▼
原作のラストはどうなる?
『魔女の宅急便』原作最終巻6巻では、キキととんぼの子供たち、双子のニニとトトが登場します。
35才になったキキと、おてんばなニニ、魔女になりたいけどなれないトトのそれぞれの旅立ちが、あたたかく描かれています……。
興味が出てきた人は、ぜひ原作を読んでみてくださいね。▼
まとめ:『魔女の宅急便』は原作も映画も面白い!
引用:Amazon
ジブリとは違うところも多い『魔女の宅急便』の原作ですが、どちらも違った魅力や面白さがあふれる作品です。
「小さなノーベル賞」ともいわれる「国際アンデルセン賞」などを受賞された原作者・角野英子さんの『魔女の宅急便』は、あたたかくて軽やかな言葉選びがとても魅力的なんです。
気になった方は、ぜひ原作も読んでみてくださいね。
『魔女宅』原作を、Amazonでチェック▼
あたらめてジブリ版をもう一度みてみる▼
ジブリ版『魔女の宅急便』は、無料でも観ることができますよ。
くわしくは、公式サイトをチェック!です。
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