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【魔女の宅急便】ニシンのパイおばあちゃんのセリフ集。認知症説の否定も

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優しく上品で、キキにもケーキを焼いてくれた「ニシンのパイのおばあさん」。

個人的に好きな彼女のセリフを、いくつかピックアップしてご紹介します!

それと、このおばあさんには「認知症説」もあるみたいなんですが……これは、いちファンとして否定させてください。苦笑

『魔女の宅急便』の中でも、屈指の名シーンのひとつなんですよ。

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『魔女の宅急便』の原作も、とてもかわいらしいお話ですよ。▼

『魔女の宅急便』ニシンのパイのおばあちゃんのセリフ

引用:スタジオジブリ

個人的に好きな「ニシンのパイのおばあさん」のセリフを、あつめてみました。

(セリフは、『魔女の宅急便』DVDの日本語字幕から引用しています。)

あらあら。大変。困ったわね、もう約束の時間になってしまったの?

おばあさんの初登場時のセリフです。孫である女の子の誕生日に合わせて、ニシンのパイを焼こうとしているところでしたね。

しかしオーブンが壊れてしまっていて、困り果てている様子でした。

ダメね…機械も人も歳を取ると。孫の誕生パーティーに温かいお料理を届けてもらおうと思ったのよ。私の自慢の料理――”ニシンとカボチャの包み焼き”。

そうさせてちょうだい。あなたのせいではないんだから。

届け物が用意できなかったことで依頼はなくなってしまいましたが、おばあさんは構わず、キキに約束通りの代金を渡そうとします。

裕福だから…というだけじゃない、おばあさんの”人としての高貴さ”みたいなものが感じられますよね。

(おばあさん)昔はよくこれで焼いたけど、もうずいぶん使ってないから…

(キキ)薪のオーブンなら私もお手伝いできます。田舎で母に仕込まれました。

(おばあさん)そうはいっても大仕事よ…

(バーサ)名案ですよ。私は電気はキライだけど薪なら暖炉用のがあるし。

(キキ)やりましょう、奥さま!

(おばあさん)そうねぇ……じゃあ、お願いしようかしら!

「オーブンが使えないなら、カマドで焼きましょう!」というキキの提案に、はじめは悪いから…と断っていたおばあさん。

しかしキキとバーサ(お手伝いのおばあさん)の後押しで、最終的に受け入れました。

何かワクワクするわねえ!

とびきりの笑顔で、まるで少女のように心を弾ませるおばあさん。

可愛らしいですよね~。

6時からパーティー? 間に合うの?

届け物以上のお手伝いをしてくれたキキに、おばあさんが紅茶を淹れてくれました。

キキがこのあとパーティーに呼ばれていることを知り、キキの時間を心配してくれます。

ステキなパーティーを!

急ぎ届け先に向かうキキに、代金以上のお金を持たせてくれたおばあさん。

このセリフは、手短に言った見送りの言葉ですね。

それをキキという人に届けてほしいの。この前とってもお世話になったから、そのお礼なのよ。ついでにその子をお誕生日を聞いてきてくれるとうれしいんだけど。またケーキを焼けるでしょう?

シーンが飛んで、映画の終盤に再登場したおばあさん。

この時のキキは、魔法が使えなくなっていたり、ジジの言葉が分からなくなってしまっていたりで、落ち込んでいるタイミングでした。

そのことをおばあさんは知らなかったかもしれませんが、結果として、キキが思わず嬉し涙をにじませるほど、元気づけたのです。

ニシンのパイのおばあちゃんは認知症?→粋な計らい

さっき「個人的に好きなおばあさんのセリフ」にも挙げましたが、このセリフってちょっと勘違いされやすい(分かってるけどネタにされてる?)ようで…。

じつはネットでは「ニシンのパイのおばあちゃんは認知症なのか?」という説があるようなのです。

結論からいうとこれは”誤解”なんですが、なぜそんな風にいわれているのか、まとめてみました。

「ニシンのパイのおばあちゃんは認知症」といわれる理由

きっかけは、物語終盤のケーキを渡すシーン。大雨暴風の中ニシンのパイを届けてくれたキキに、おばあさんがお礼をしようとした場面ですね。

引用:スタジオジブリ

問題なのは、この時のおばあさんのセリフ。

おばあさんは、キキ本人を目の前にして、こう言いました。

それをキキという人に届けてほしいの。

さらに、

ついでにその子のお誕生日を聞いてきてくれるとうれしいんだけど

と続けます。

本人に直接聞けば済むことを、あえて“配達の依頼”として頼むこの言い回しが、

  • 目の前の相手が分かっていないのでは?
  • 忘れてしまっているのでは?

と受け取られてしまったようなのです。

加えて、その言葉を聞いたキキが涙を流す描写を観た視聴者の中には(とくに、子どもの頃に観た人の中には)、

  • キキは、おばあちゃんがボケてしまったことを悲しんで泣いているのでは?

と解釈した人もいて、そこから「認知症説」が出たんだとか…。

「認知症説は誤解」だといえる理由

しかし、このシーンは「物忘れ」ではなく、おばあさんの「粋な計らいだと考えるのが自然です。

① キキの“仕事”を尊重した「お礼」

おばあさんのこの「お礼」は、キキの仕事を尊重した”大人の配慮”。

キキは魔女の宅急便として、悩みながらも一生懸命はたらいていました。

引用:スタジオジブリ

もし単純に「ありがとう」とケーキを渡せば、「仕事ですから」と、遠慮して受け取らないかもしれません。

そこでおばあさんは、あえて“宅急便の仕事”という形を取って、お礼を渡したのでしょう。

② 上品でおしゃれなジョーク

おばあさんの優しいジョークを、キキはきちんと理解しています。

その証拠に、キキもまた”ただの宅急便屋さん”として「その子もきっとおばさまの誕生日を知りたがるわ!」と返し、ふたりで笑い合っているんです。

キキが涙をにじませていたのも、「おばあさんが認知症に…」という哀れみではなく、

  • 自分の仕事を認めてもらえた喜び
  • スランプで自信を失いかけていた時に受け取った優しさ
  • 心からの感謝

による感動の涙です。

③ 前後の会話ではきちんと名前を呼んでいる

この“第三者風の依頼”の前後では、おばあさんはキキの名前をちゃんと呼んでいます。

認識能力に問題がある描写はなく、物語上もそのような伏線や設定は存在しません。

④ 行間を味わう「名シーン」

この場面は、説明を一切せずに、キキとおばあさんの心の交流を描いた名シーンです。

言葉にしないからこそ、伝わる優しさ……。

それを観る側がどう受け取るかに委ねた、非常にスマートな演出なんですよ…!!

キャラクタープロフィール

改めて、「ニシンのパイのおばあちゃん」の人物像をまとめました。

名前

公式には明かされていません。

作中では、お手伝いのバーサから「奥さま」と呼ばれています。

ファンの間では「ニシンのパイのおばあちゃん」「マダム」と呼ばれることが多いみたいですね。

声優

声優は、女優の加藤治子さん。

『ハウルの動く城』では、サリマン先生も演じられていました。

大好きなお声のひとりだったのですが、2015年にご逝去されています。

ファンのひとりとして、心よりご冥福をお祈り申し上げます……。

キャラクター像

とても上品で、思いやり深い女性。

孫娘のために、得意のニシンのパイを焼き上げました。

孫娘だけでなく、お手伝いさんやキキにも、礼節をもって優しく接します。

まとめ|ニシンのパイのおばあちゃんの優しいセリフ集

引用:スタジオジブリ

本当に品がよくて、相手を気遣う優しいセリフが多いニシンのパイのおばあちゃん。

ほんとうに素敵ですよね…。こんな優しいおばあちゃんになりたいです。

お孫ちゃんとは少し認識の齟齬がありそうですが、キキにとってはお客様以上の存在ですよね。

「ニシンのパイの女の子」については、こちらの記事で触れているので、よかったら覗いてみてください。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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