『もののけ姫』4Kデジタルリマスター版IMAX上映、行ってきました!
本……っっ当によかった!!!
コロナ禍にやってた時も本当は行きたかったのですが、当時の仕事の都合上、絶対にコロナをもらうわけにはいかなくて…泣く泣く諦めてたんです。
ずっと「やっぱりあの時行ってれば…」「一生に一回のチャンスだったのにな…」「同じ思いの人はきっといるはずだし、もう一回やってくれないかな…」と思ってたので、ひとつ夢が叶った気分です。
この感動がどこまで伝えられるか分かりませんが、思いつく限り感想を書いていきたいと思います!
(※ネタバレあり)

音がすごい!!!

正直、IMAXの何がすごいのか分からず、ただ「もののけ姫が映画館で観れる!」という一点だけでチケットを購入したんですが、本当にすごかった!
今さらながら調べてみると、IMAXってこんなところが凄いんだそうです。▼
- 明るく鮮明な映像:高性能プロジェクターで色やコントラストが圧倒的に美しい。
- 臨場感ある音響:劇場ごとに調整されたサラウンド音響で、音が“包み込む”ように聞こえる。
- 没入感が高い:映像と音の一体感で、まるで作品の中に入り込んだような体験ができる。
- スクリーンが巨大:通常よりも縦にも横にも大きく、視界いっぱいに映像が広がる。
- 高解像度カメラ:IMAX専用カメラで撮影された映像は、細部までクリアで迫力満点。
実際、家のスピーカー(ごく普通のやつです)だと分からなかった音までしっかりくっきり聴こえて、臨場感がびしびし伝わってきました。
- 草をかき分けながら進む音
- ヤックルが地面を蹴って進む音
- アシタカがやぐらを登る時の、木の軋む音
- タタリ神の触手が森の中でざわめいている音
- 矢が飛ぶ音、突き刺さる音
- ぐじゅ、ぐじゅっとした音
- 人間の「重さ」(物理的な)
- ヒイ様の衣の擦れる音
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冒頭の数分だけでも、ざくっとこれだけ「音がすごい…!!」と思いながら鑑賞してました。
先に物理的な部分の音を箇条書きしましたが、「声」がまたすごい!!
家のスピーカーだと、小さすぎたり低すぎたりして聞こえにくい声ももちろんハッキリ聞こえるし、セリフだけじゃない「息」とか「感情」も、ガツンと!でも繊細に、しっかり聞こえるんです。
声に関しては「震え」が本当にすごくて、冒頭だけで言うと、特に思ったのは「ヒイ様がアシタカたちを集めて話すシーン」「アシタカとカヤの別れのシーン」。


前もってこの2つのシーンの、特に感情的な部分の考察を知っていたからっていうのもあると思うんですが、カヤのシーンでは涙がじわっと落ちるくらい、声で心が揺さぶられました。
- じいじ(やぐらにいたおじいさん)の「ヒイ様、何とかなりませぬか」の、絶望感とか悲しみ
- ヒイ様の「西の国で何か不吉なことが起きているのだよ。(中略)呪いを断つ道が見つかるかもしれぬ」のあとの、アシタカの「はい…」の、怒りとか、どうして自分が…みたいな部分
- カヤから小刀を受け取った時のアシタカの「大切な玉の小刀じゃないか」の、抑えてる感じとか悲しみ
- カヤの「お守りするよう息を吹き込めました。(中略)きっと、きっと…」の、悲しみとか、胸が詰まる感じ
- アシタカの「いつもカヤを想おう」の、カラ元気とか優しみ
語彙力がちょっとアレですが、カヤのシーンが本当に「うわっ…うわっ…!」って感じでした…。
全部書くとさすがにまとまらなくなるので冒頭部分だけ細かく挙げましたけど、これ以降のシーン(むしろそっちがメインですよね)も本当に感激でした。
- 戦いのシーンの、刃同士がかち合う音
- 腕が飛ぶ音、肉が断たれる音の生々しさ
- 水の音
- 村やタタラ場の生活音(砂金でもめた村と、タタラ場とで活気が全然違う)
- 甲六の叫び声
- サンの「山犬でも人間でもなく、森で育った感」のある話し声(エボシたちのように流暢に話したら、それはもうサンじゃない)
- モロ、エボシ様、ゴンザ、おトキさん、ジコ坊、乙事主の担当声優さんたちの演技力
- 無音

自然の音は「ASMR(※)かな」ってくらい心地いい音だったし、普通のスピーカーだと背景・雑音みたいな生活音ですら、興味を引かれるような音として聞こえました。
(※ASMRは、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚)引用:Wikipedia
それと、散々「音が凄い」「声が凄い」と書いてきましたが、それの対比でめちゃめちゃ凄かったのが「無音」。
特にシシ神が出てくる場面に多いですが、本当にすごかった!
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しかもわたしが観に行った時は民度もよくて、上映中にしゃべらない最低限のマナーはもちろんのこと、無音のシーンではポップコーン食べる音とか咳とかもできるだけしないよう、皆さん気をつけられていたように感じました。
BGMも感動でした…。
家で観てても曲すごいとはもちろん感じてましたけど、もっともっと壮大に、感動的に聴けたように思います。
- タイトル画面のBGM
- タタリ神が襲ってくるシーン
- アシタカ旅立ちのシーン
もののけ姫IMAX最高でした😂
— 二代目・まちんぷー (@chuchu315738) October 24, 2025
大迫力の映像と音響は格別です💥
美しい背景と久石先生の素晴らしい音楽効果でアシタカの旅立ちの時点で涙腺終わりました😇
機会があれば是非!💥#もののけ姫IMAX pic.twitter.com/ZUNYNSq9DM
映像がすごい!!!

映像もすごかった~!
見えてる部分はもちろんDVDとかと同じなんですが(DVDには映らない部分まで映ってるとかいうのはない)、迫力も没入感も段違いでした。
風景も見惚れるくらい美しいんですが、わたしがより「おおっ!」と思ったのは、登場人物たちの表情。
小さなところもよく見えるんですよ!
特に感じたのは、アシタカとジコ坊。

作中でも特に感情が読み取りにくいキャラがこの2人だと思うんですけど、
- ここで瞳のハイライトがめちゃめちゃ揺れてる!
- わっ!ここで口角上がってる!ニヤッとしてる!
- ここ全然笑ってないじゃん!?
って感じで、細かい表情の違いがより見えやすくなって、すごくワクワクしました。
考察が好きな人・いろんな考察を見てきた人ほど、ここ共感してもらえるんじゃないかなと思います。
考察してきたからこそ、感情がより想像できて泣けた
音とか映像が凄くて、より『もののけ姫』に没入できるのがIMAXの(たぶん)凄いところ。
それに加えて、いろいろな考察を読んできたからこそ、よりキャラクターたちの感情が想像できて、めちゃめちゃ楽しかったし、泣けました…。
すでにDVDも持ってて、セリフ覚えるくらい何回も観てるのに(笑)
それなのに、じわっと泣けちゃうんですよ。
「ここってもしかして、こうだったのかな」
「ここって実はすごい嬉しかったんじゃ…」
「ここ感情ぐちゃぐちゃだったんだな…」
って。
- アシタカの悔しさ
- カヤとの別れ
- ジコ坊に助けられた時のアシタカの感情
- サンの感情(タタラ場を襲撃した時、「そなたは美しい」の時、「乙事主さまの目になりに行きます」、「来るな!人間なんか大嫌いだ!」、「もう終わりだ、何もかも…」)
- アシタカを撃とうと石火矢を構えた女性の「う、うう、動くんじゃない」の震え
- 撃たれたアシタカがおトキさんとすれ違った時、ニコッと笑うとこ(辛い時ほど心配させまいと笑ってる)
- アシタカがタタラ場を出ていく時に、何を思ってたか…
- アシタカの涙…
- モロの「お前にサンを救えるか!?」のところ
まだまだ記事数少ないですが、このブログでも考察をまとめてるので、よかったら見てください。
▶【もののけ姫】サンはなぜ捨てられた?母親=エボシ説否定の根拠3つ
▶【ひどい?】もののけ姫・アシタカがサンに首飾りをあげた理由を考察
▶【死罪】もののけ姫・カヤに子孫?アシタカ王の伝説にも繋がるウワサを徹底調査
▶【もののけ姫】下駄のおじさんの名前は?セリフや正体、目的は?最後の考察も
▶【死因】もののけ姫・モロの君が首だけで動いた理由5つ。エボシが生き残った理由も
▶【考察】もののけ姫の口移しシーン・アシタカ涙の理由6つ。サンの干し肉が食べられる?
迷ってるなら、絶対観た方がいいですよ!

ばばばっと、『もののけ姫』IMAXの感想を書いてきました。
どこまで伝えられたかって感じもありますが、「どうしようかな…」と迷ってる人は絶対観に行った方がいいと思います!
- でも観たことあるしな…
- わざわざ映画館に行くのもなぁ…
- 金曜ロードショーとかツタヤディスカスなら、タダで観れるのに…
と思ってる方………
行ってきた方がいいですよ。。。
一生に一回のチャンスかもしれないんですよ。。。
(※回し者じゃないです。笑)
ちなみにチケット購入ですが、ネットで簡単にできました。
わたしは「イオンシネマ」で観てきましたが、公式ページから席の予約ができます。
絶対にいい感じの席で観たかったので、数日前に予約。
ケータイにコードが届き、当日は入場口でピッとすれば入れました。便利な世の中ですね。(映画館は7,8年ぶり)
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