アニメ 葬送のフリーレン

ドワーフやエルフの元ネタは?『フリーレン』種族や職業など解説

2024年1月5日

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  • 『葬送のフリーレン』に出てきたドワーフとかエルフって何?元ネタは?
  • エルフとかドワーフとかミミックとか聞いたことはあるけど、よく知らない。
  • アニメの雰囲気が好きだけど、単語が分からなくて内容についていけない。

 

『葬送のフリーレン』はマンガ・アニメともに大人気の作品。

 

ですがその人気の陰で、耳慣れない単語の多さに困惑した人も少なくありませんでした。

この記事では、できるだけカンタンに『葬送のフリーレン』の用語のイメージを解説していきます。

 

こんな人におすすめ

  • 「ドワーフ」や「エルフ」が何かよく知らない人
  • あまりファンタジーやゲームに触れてこなかった人
  • ガチのやつじゃなくて、ゆるっとイメージを掴みたい人
  • 『葬送のフリーレン』を楽しみたい人

 

わたしは『ドラクエ』(※)が好きなので大体はわかったのですが、一部知らないのもあったので、この機に調べてみました。

※『ドラクエ』…『ドラゴンクエスト』。たぶん日本で一番有名なロールプレイングゲーム(=RPGゲーム)


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ドワーフやエルフの元ネタは?『フリーレン』に登場の「種族」を解説

 

  • ドワーフ
  • エルフ

の元ネタは、北欧神話に出てくる「伝説上の種族」です。

 

ドワーフやエルフはマンガ・アニメの造語ではなく、日本でいうところの

  • 八百万の神さま
  • 妖怪

みたいなものなんですね。

よくファンタジーの物語などで、キャラクターのモチーフとして使われます。

 

それぞれカンタンな説明と、イメージ画像を調べました。

※コワイ画像はなし

ガチのちゃんとしたサイトとかだと、人によってはゾッとするような画像が紹介されてたりしますが(個人的にはそういうのも好きですが)、

この記事ではライトな画像を引用しています。

 

 

ドワーフとは

ドワーフとは、もともとは北欧神話に出てくる「小人の妖精」です。

 

「ドワーフ」イメージ▼

 

大きく分類するとドワーフとエルフは同じ存在なんですが、ドワーフは「ダークエルフ」などと呼ばれ、イメージには結構ちがいがあります。

 

ファンタジーのキャラクターとしてよく使われていて、大体どの作品にも共通してるドワーフの特徴は、こんな感じ。▼

  • 小さな背丈
  • もじゃもじゃのヒゲ
  • 力がとても強い戦士
  • 斧やハンマーで戦う
  • 人間よりは長生きだけど、エルフほどは生きない(200~300年ほど)

 

有名な「ドワーフ」たち

  • グリム童話『白雪姫』に出てくる「7人の小人」たち

 

『葬送のフリーレン』では、

  • 勇者ヒンメルの仲間の、戦士アイゼン
  • フォル爺

がドワーフ族として登場します。

 

 

エルフとは

エルフも起源は北欧神話で、そこに出てくる「魔力を持った妖精/精霊」のことをいいます。

 

「エルフ」イメージ(画像手前の女性)▼

ドワーフと同じく伝説上の存在なので、よくファンタジーのキャラクターとして使われています。

 

作品によって色々なエルフが登場しますが、ほぼ共通したエルフの特徴は、こんな感じです。▼

  • 長くて尖った耳
  • 長寿、もしくは不死
  • 淡い金髪/銀髪の美しい姿
  • 高い魔力をもつ
  • 豊富な知識

 

上記のような「エルフ」のイメージは、

  • 『ロード・オブ・ザ・リング』(『指輪物語』)
  • 『ロードス島戦記』

により広く定着しました。

 

このあたりも「エルフ」

  • グリム童話の『小人のくつや』の妖精
  • サンタクロースの手伝いの妖精

『葬送のフリーレン』では、

  • フリーレン
  • クラフト
  • ゼーリエ

がエルフです。

 

 

【ミミックとは?】『フリーレン』に登場の「魔物や魔族」を解説

 

次に、

  • ミミック
  • 魔物
  • 魔族

についてです。

 

ミミックも魔物の1種ですが、『フリーレン』では人気投票3位をとるほど愛されるキャラクターなので、個別にご紹介します。


 

ミミックとは【元ネタはドラクエ?】

ミミックは「宝箱に化けた魔物」のことです。

 

「ミミック」イメージ▼

RPGゲームでは、ふつう宝箱にはアイテムが入っているもの。

しかも「いいアイテム」や「便利アイテム」が入っていたりするので、たいていのプレイヤー(冒険者)は宝箱を無視できません。

 

そうやって近づいてきた冒険者を、待ち伏せ襲ってくるのが「ミミック」という魔物です。

 

 

エルフやドワーフのように伝説上の生物ではないですが、ゲームではいろんな作品に登場する「定番の魔物」のひとつです。

英語の「mimic」が名前の由来で、意味は「擬態する」です。

 

 

ミミックはドラクエの魔物では?

さて、すこしRPGゲームに詳しい方なら、疑問に思ったかもしれません。(わたしです。)

ミミックって『ドラクエ』の魔物なんじゃ…?

もしやパクリ?

ちがいますよ。

 

結論からいうと、ミミックはドラクエ固有の魔物ではないみたいです。

商標登録もされていないようですね。

参照:特許情報プラットホーム

 

ですが「ミミック」=「宝箱に化けている魔物」というイメージが広く定着したのは、ドラクエの影響のようでした。

 

ティッシュケースになってました。 かわいい…!

 

魔物とは

ミミックを先に説明しちゃいましたが、そもそも「魔物」て何?という方のために解説を。

 

魔物とは「モンスター」「怪物」のことです。

一般的にRPGゲームにおいて「倒すと主人公たちのレベルがあがっていくやつ」ですね。

 

作品やキャラクターによって、

  • 神や人間を脅かす邪悪なもの だったり、
  • 人間にも友好的なマスコット的存在

だったりします。

 

 

魔族とは

魔族の定義は作品によってさまざま。

 

『葬送のフリーレン』においては、

魔族とは「言葉を話す魔物」とされます。

 

多くの場合、神や人間たちに敵対する悪魔的存在に描かれます。

 

 

【勇者とは?】『フリーレン』に登場の「職業」を解説

  • 勇者
  • 僧侶
  • 魔法使い
  • 戦士
  • 武道僧(モンク)
  • 盗賊(シーフ)

は、多くのRPGゲームにおける「職業」です。

 

ただし、わたし達が普段つかっている「職業」とは印象がちょっとちがいます。

「称号」「役割」の方がイメージを掴みやすいかもしれませんね。

 

この「職業」の種類によって、使える技や魔法、得意不得意などがちがいます。

作品によって設定はさまざまなので、ここでは大まかなイメージを少しご紹介しますね。

「わたし」の主観も入ってますが、大きくずれてはいないはずです。

 

 

勇者とは

引用:アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト

 

勇者とは「魔王を倒すもの、または倒したもの」と考えたらいいでしょう。

 

ゲームなどにおける「勇者」の概念やイメージは、日本の代表的なRPGゲーム『ドラゴンクエスト』によって広く浸透しました。

 

一般的な「勇者」

  • ゲームなどの主人公
  • 魔王を倒すことが目標または使命
  • 戦士や魔法使いを仲間とし、パーティを組んで魔王討伐の旅をしている
  • 武器は剣だが、物理攻撃から魔法まで幅広い技を使う「オールラウンダー」なことが多い
  • 旅の後半で、特別な剣(勇者のつるぎ・聖剣など)を手に入れる

 

『葬送のフリーレン』では、

  • ヒンメル(人間)

が勇者です。

 

たいていの場合、勇者=主人公であることが多いのですが『フリーレン』のヒンメルはちがいますね。

その意外性が『フリーレン』の面白いところのひとつだと個人的に思っています。

 

『葬送のフリーレン』の面白いところ・魅力について、こちらの記事後半でも紹介しています。▼

【葬送のフリーレンアニメ】つまらない理由7つ!何が面白いのか魅力も紹介

 

 

僧侶とは

僧侶とは、「回復」を専門につかう者です。

作品によっては「ヒーラー(治癒術師)」とも呼ばれます。

 

一般的な「僧侶」

  • 回復系の魔法をつかう
  • 状態異常(呪いや毒など)を治すこともできる
  • 攻撃魔法はあまりつかえない
  • 武器はヤリ。しかし攻撃はふつう戦士や魔法使いがやるので、僧侶が攻撃するのは稀。(回復が必要ないくらい優勢で、やることがないときに仕方なく攻撃するイメージ)

 

『葬送のフリーレン』では

  • ハイター(人間)
  • ザイン(人間)

が僧侶です。

 

 

魔法使いとは

 

魔法使いとは、「魔法」とくに「攻撃用の魔法」を得意とする者です。

 

一般的な「魔法使い」

  • 強力な攻撃魔法が得意
  • 少女や老人であることが多い
  • エルフはだいたい「魔法使い」
  • 物理攻撃は苦手
  • 守りが弱く、ダイレクトに攻撃をくらうと致命傷になることも

 

  • フリーレン(エルフ)
  • フェルン(人間)
  • 大魔法使いフランメ(人間)
  • ゼーリエ(エルフ)

が魔法使いです。

 

 

戦士とは

戦士とは、「物理攻撃」に特化した者です。

 

一般的な「戦士」

  • 物理攻撃が得意
  • 剣や斧、ヤリを武器とする
  • ちからが強く、守備力もたかい
  • 魔法はあまりつかえない、または全くつかえないことが多い

 

  • アイゼン(ドワーフ)
  • シュタルク(人間)

が戦士です。

 

 

武道僧(モンク)とは

武道僧(モンク)とは、「格闘技」でたたかう武道派の僧侶のことです。

ドラクエでいうところの「武闘家」「パラディン」のポジションですね。

 

元ネタは「モンク僧」で、もともとは修道士や修行僧を指す言葉だそうです。

 

一般的な「武道僧(モンク)」

  • 格闘技でたたかう
  • すばやく動ける
  • 回復系の魔法もつかえる(僧侶なので)

 

  • クラフト(エルフ)

がモンクです。

 

 

盗賊(シーフ)とは

盗賊(シーフ)とは、便利な「特殊能力」をもった者のことです。

味方である場合は、実際の「盗賊」「どろぼう」とはイメージが大分ちがいます。

 

盗賊(シーフ)は作品によって、とくに能力やイメージにバラつきが大きい職業ですね。

 

一般的な「盗賊(シーフ)」

  • 宝箱の罠(ミミックなど)を見破れる
  • カギがなくても宝箱を開けられる
  • 聞き耳を立てたり忍び足をつかうなどして、魔物に見つからずにダンジョンを移動できる
  • 武器は短刀などコンパクトなもの
  • 盾を装備できないことが多い

 

『フリーレン』では出てきていませんが、ミミックかどうか見分けられるのでフリーレン一行には必要な職業かもしれません。

…ってフェルンが言ってましたね。

 

 

【パーティとは?】その他の『フリーレン』用語を解説

引用:アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト

 

もうちょっとだけ。

 

パーティとは?

『フリーレン』でよく聞くパーティとは、何人かで組んだ「チーム」のことです。

語呂によって「一行(いっこう)」ともいいます。

 

「勇者パーティ」なら

ヒンメル、ハイター、アイゼン、フリーレンのチーム

「フリーレン一行」なら、

フリーレン、フェルン、シュタルク、ザインのチーム

というわけです。

 

 

ギルドとは?

ギルドとは、「団体」「組合」のことです。

『フリーレン』では「商人ギルド」という言葉がチラッとだけ出てきました。

 

彼らは商売をするにあたって、お互い助け合うことを目的にギルドを結成していると思われます。

 

 

そもそもなんで説明が少ないの?

 

『葬送のフリーレン』であまり言葉の説明がされない理由は、メインのターゲット層であるファンタジーやRPGゲーム好きな人にとっては、もはや「知ってて当たり前の知識」だからです。

 

  • ファンタジーやRPGゲームが好きな人
  • なんとなくでも単語のイメージが湧く人

にとっては、いちいち説明がないことで

  • 世界観に没頭できるし、
  • 話のテンポもいいしで

ストレスなく楽しめるのです。

 

 

「分からない単語」があると、ストーリーどころじゃなかったりしますよね

 

『葬送のフリーレン』に登場する種族や職業などを、カンタンに解説しました。

大まかなイメージは掴めたでしょうか?

 

『葬送のフリーレン』では独自の設定がプラスされていたり、あえて定番から外していたりすることも。

 

作中であまり言葉の説明がされないので「なんで!?」と思われるかもしれませんが、そこも『フリーレン』のいいところだとわたしは思っています。

世界観に集中できるからです。

 

『葬送のフリーレン』はマンガもアニメも本当に雰囲気や空気感がステキなので、この機会にぜひもっと好きになってください。(*^^*)

 

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